知的障害者が介護員目指す 資格取得へ11人、生田原で研修


 【生田原】知的障害者がホームヘルパー(訪問介護員)の資格取得を目指す道内初の養成研修会が五日、網走管内生田原町で開講。同町と同管内遠軽町に住む知的障害者の男女十一人が研修に入った。
 生田原町で知的障害者更生施設「向陽園」などを運営する社会福祉法人「北光福祉会」(星屋泰賢理事長)が、道から養成研修事業者の指定を受けて開講した。就職先が限られている知的障害者に公的資格を取らせたいという取り組みは本州で進んでおり、同福祉会は二年前から道外視察などを重ねて準備してきた。
 この日の開講式では、向陽園の湯浅正邦施設長が「みなさんは福祉を受ける立場から福祉を担う立場になります。頑張ってください」と激励。受講生が「資格を取って将来、母の面倒をみたい」などと決意を表明した。
 研修はホームヘルパー三級(家事援助)取得を目指すコースで、十一月末まで福祉サービスの基礎や介護技術を学び、特養老人ホームなどで実習も行う。三級の講習時間は通常五十時間だが、知的障害者の理解を深めるため六十九時間に設定している。

北海道新聞



 
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